ファームのススメ

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ライオンズのファーム期待の若手とは?SKE48・惣田紗莉渚がピックアップ

2021/03/14

アイドルグループSKE48のメンバー、惣田紗莉渚(そうだ・さりな)は埼玉西武ライオンズファンとして球団ファンにも知られる存在だ。家族の影響で幼少期から球場に通うという彼女だが、特に直近5年で観戦にのめり込んでいるという。このインタビューでは過去の名シーンからファームの情報まで、マニアックなエピソードを話してくれた。

■年間30試合観戦 惣田自慢のライオンズグッズコレクション

幼少期から家族に連れられ、本拠地のメットライフドームに通っていたという惣田。近年は福岡ペイペイドームやほっともっとフィールド神戸にも遠征したといい、多い時には年間30回ほど球場に足を運んだ。

観戦グッズもたくさん持っている。レプリカユニホームはお気に入りの栗山巧外野手ほか、森友哉選手、外崎修汰選手、源田壮亮選手、内海哲也投手などラインナップも幅広い。購入したグッズの中には、コアなファンだからこそのレア物も。

「外崎選手はご実家がりんご農家で有名で、農園で作られたりんごをネットで注文して買いました。りんごを買ったら『外崎りんご園』のタオルも貰えたんです。持っているライオンズファンの方は多いですよ」

グッズの中にはファンから贈られるプレゼントも多い。

「リストバンド、タオル、ユニフォーム、指輪、ウィンドブレーカーにリュック...全身コーディネートできるくらい頂きます。それに自分で買ったグッズもたくさんあるので、自宅はグッズだらけです」

■試合を見て感涙!気迫あふれる思い出の試合とは

球場に行けない時も、テレビ中継やネット情報などライオンズの情報を常にチェックしているという惣田。そこまで夢中になる理由を聞くと、キラキラした笑顔でこう語る。

「ライオンズの魅力は、たくさん打ってくれるところ。逆転勝利も多くて、試合の最後まで希望を持って観戦できるんです」

特に惣田が感激したのは、2018年8月14日のオリックスバファローズ戦だ。同点で迎えた延長10回、先頭の浅村栄斗内野手(現・東北楽天イーグルス)がサードゴロで一塁にヘッドスライディング、一塁手の落球を誘った。続く山川穂高内野手はサードゴロとなるも、併殺を防ぐためヘッドスライディングし、間一髪セーフに。気迫のプレーでチャンスを繋げると、続く森が左中間二塁打。走り込んだ山川は、今度はホームにヘッドスライディング!サヨナラで勝利をもぎ取った。

執念みなぎるヘッドスライディング3連発での逆転劇。選手たちの奮闘する姿を見た惣田は感動して、何回も泣いてしまったと話す。

「選手たちが頑張っている姿を見ると感動します。ライオンズは選手も熱くて、泣いている姿を見たりすると、人生をかけて戦っているんだと感じられて...、私も頑張らなきゃと刺激を受けるんです」

■2020年一番記憶に残った試合 選手の奮闘に興奮!

2020年シーズンは例年より少ないものの、11回球場に足を運んだ。その他の試合は中継動画を見ていたというが、中でも記憶に残ったのが、10月20日、21日の千葉ロッテマリーンズ戦。またしてもライオンズの底力を感じる試合だったという。

20日の試合では、9回まで同点で迎えた。2アウトから打席に立った山野辺翔内野手が放ったライトフライは、守備陣の交錯でグラウンドに落下。珍しい"サヨナラエラー"で勝利を収めると、その翌日も同点で9回に突入。2死、ランナー一、二塁の場面で再び山野辺が打席に立ち、今度はセカンドの脇を抜けるサヨナラタイムリー!2夜連続の劇的勝利に、ファンも沸きたった。

「山野辺選手は今年3年目なんですが、昨シーズンは試合もたくさん出ていて(53試合)、注目の選手だと思います」

■ファームも逸材揃い 注目の3選手をピックアップ

実はファーム球場にも足を運んだことがあるという惣田は、山野辺だけでなく、多くの若手に注目している。

「2018年8月に西武第二球場(ライオンズファーム球場)に見にいったのですが、選手がすごく近くてびっくりしました。普通に後ろを通っていたりして。私はプレーが見られるだけでいいので、声をかけたりはせず遠目に見るようにしてました(笑)」

西武第二ではベンチ上のエリアにもファンが入ることができるため、選手の声がダイレクトに届く。応援歌もなく白球の音が響く環境に、普段は内野席で観戦している惣田は驚きでいっぱいだったようだ。

そんな惣田に、今年のファームで特に注目したい3選手を教えてもらった。

川越誠司(外野手)

投手として入団し、2018年秋から外野手に転向。2020年シーズンは初めての開幕一軍を掴み、48試合に出場。打率.156、2本塁打10打点をマークした。今年の飛躍に期待がかかる。
「昨シーズン前には山川選手や森選手と自主トレしていて、学ぶことも多かったみたいなので今年また期待したいです!それと、登場曲がお線香のCMの曲で、印象に残ります(笑)」

渡部健人(内野手)

桐蔭横浜大学出身で、今季ドラフト1位指名で入団する渡部選手。昨年の秋季リーグでリーグタイ記録の8本塁打を放ったパワーだけでなく、112キロの巨体も注目されている大物新人だ。
「ライオンズには山川穂高選手や中村剛也選手など、体が大きくてたくさん打つ選手が多いので、3選手が並んだらすごく迫力のある打線になりそうで今から楽しみ」

佐野泰雄(投手)

中継ぎ左腕として昨季は8試合に登板したが、左肩の肉離れで戦線離脱し、今季は復活が期待されている。実は惣田と生年月日が全く一緒(1993年1月18日)の同級生なのだとか。
「縁を感じますよね。同級生の活躍は刺激を受けることが多くて、注目しています。いい投手なので、今年はより活躍して欲しいです」

取材・文=臼井杏奈
写真=株式会社ゼスト提供